アルトリコーダー運指表と指使い完全攻略!ソプラノとの違いや高音のコツ

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アルトリコーダーを手にした人が最初に直面する混乱は、「すべての穴をふさいだときに出る音」の違いにあります。小学校で使用するソプラノリコーダーは、すべての穴をふさぐと「ド(C)」が鳴るC管ですが、中学校のアルトリコーダーはすべての穴をふさぐと「ファ(F)」が鳴るF管です。

そのため、ソプラノリコーダーで「ソ」を出していた指使い(左手の親指・人差し指・中指・薬指で4つの穴をふさぐ状態)をアルトリコーダーで行うと、鳴る音は「ド」になります。指の形と音名の結びつきが完全にずれるため、頭の中を一度リセットして「F管専用の指使い」として覚え直す作業が欠かせません。

また、運指システムそのものにも大きな違いが存在します。教育現場の導入事情や楽器の特性を比較したデータは以下の通りです。

項目アルトリコーダー(中学校)ソプラノリコーダー(小学校)音楽教育現場の基準・理由編集部の見解・評価基本調性(最低音)F管(最低音:下のファ)C管(最低音:下のド)中声部のアンサンブルに適した豊かな音域指番号と音階のズレに慣れることが最初の関門運指システムバロック式(イギリス式)ジャーマン式(ドイツ式)が主流半音階のピッチ安定性と古典楽曲への対応上から4番目と5番目の音孔の大小で見分け可能演奏音域F4 〜 G6(約2オクターブ強)C5 〜 D7(約2オクターブ強)合唱伴奏や器楽合奏での中低音を担当メーカーや機種により最高音の発音性に微差あり指孔の間隔と管体広く太い(約47〜48cm)狭く細い(約32〜33cm)成長期(中学生)の手の大きさに合わせた設計右手薬指・小指の脱力と密閉が音割れ防止の鍵

バロック式リコーダーは、裏面や管体に「E」または「B」の刻印が施されています。上から数えて4番目の穴が小さく、5番目の穴が大きいのが外見上の特徴です。半音階の音程が正確に取れる反面、中音域の「シ♭」や「シ」などで特定の指を離す「フォークフィンガリング(交差運指)」が必要となるため、正確な運指表の確認が不可欠となります。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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