「お坊さん」呼びは失礼?葬儀・法事で恥をかかない宗派別の正しい敬称
時代劇や格式の高い寺院で耳にする「上人(しょうにん)」や「御前様(ごぜんさま)」という言葉にも、固有の由来があります。
「上人」は知恵と徳を兼ね備えた優れた高僧に贈られる敬称であり、浄土宗の開祖・法然上人や日蓮宗の日蓮上人などの呼び名としても知られています。現代の寺院においても、日蓮宗や浄土宗の僧侶に対して深い尊崇の念を込めて「上人様」と呼びかける檀家は少なくありません。
また「御前様」は、仏や貴人の座前を指す尊称から転じ、真言宗の大寺院の住職や門跡寺院(皇族・貴族が歴代住職を務めた寺院)のトップなどに対して用いられてきた歴史があります。映画『男はつらいよ』に登場する柴又題経寺の住職が「御前様」と呼ばれていたように、地域社会から絶大な敬意と親しみを持たれている長老僧侶に対する特別な呼び名としても機能しています。
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