なぜ腕が上がらない?肩関節可動域の正常値一覧と劇的改善セルフケア
リハビリテーションや臨床の現場では、日本整形外科学会および日本リハビリテーション医学会が定めた「関節可動域表示ならびに測定法(ROM)」に則り、専用の角度計であるゴニオメーターを用いて可動域を厳密に計測します。測定時は代償動作(体を反らせる、骨盤を傾けるなどして見かけ上の角度を稼ぐ動作)を徹底的に排除した状態で基本軸と移動軸を合わせます。
自身の肩がどの程度制限を受けているのかを把握するために、医学的に定められた基準値と臨床的な評価ラインを知ることが第一歩です。
ゴニオメーターによる測定は、理学療法士が患者の骨ランドマーク(肩峰、上腕骨外側上顆など)を正確に触診しながら行います。自己計測で腕を上げたつもりになっていても、実際には腰を反らせたり、首をすくめて代償しているケースが非常に多く見受けられます。鏡の前で背筋をまっすぐに伸ばし、肩をすくめずに腕を真横や前方から上げた際、耳の横まで腕が真っ直ぐ届かない場合は、すでに可動域制限が生じている証拠です。
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