手越祐也はなぜ退所しイッテQへ復帰できたのか?真相と現在を追う
手越氏が旧ジャニーズ事務所を去った直接的なきっかけとして、世間には「2026年5月の緊急事態宣言下における度重なる外出・酒席報道」が強く焼き付いています。当時、事務所から無期限の活動休止処分を下され、その直後の6月19日に契約合意解除が発表されました。しかし、取材現場や当時の関係者証言を突き合わせると、あの騒動は長年蓄積していた火種が表面化した「最後の引き金」にすぎなかったことが分かります。
手越祐也のジャニーズ退所の真相において最も根底にあったのは、2015年頃から本人が抱いていた「グローバル展開への野心」と「デジタルシフトへの危機感」でした。当時の旧事務所は、所属タレントの公式SNS開設やYouTube活用に対して極めて保守的であり、肖像権管理を名目にネット露出を厳格に制限していました。海外のボーイズグループがYouTubeやストリーミングサービスを足がかりに世界チャートを席巻していく姿を目の当たりにし、手越氏は「このまま旧来のテレビ・CD中心のビジネスモデルに縛られていては、世界どころかアジアでも戦えなくなる」という焦燥感を強めていたのです。
さらに、NEWS脱退の経緯にはグループ内での役割葛藤も絡んでいました。4人体制となったNEWSにおいて、手越氏は音楽的支柱として絶対的な歌唱力を担う一方、自身の奔放なキャラクターがグループのパブリックイメージと摩擦を起こすケースが増加していました。当時の単独記者会見で本人が「NEWSもメンバーも大好きだった。だからこそ、自分の我が儘なビジョンでグループの歩みを止めるわけにはいかなかった」と語った言葉には、偽らざる本音が滲んでいます。組織の看板に守られる安寧よりも、全責任を個人で背負うリスクを選んだことこそが、手越祐也の独立の背景にある偽らざる核心でした。