身近な郵便局が消える?日本郵政の赤字危機と窓口廃止の現実

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これまで郵政グループの屋台骨を支えてきたのは、他ならぬ金融部門だ。特にゆうちょ銀行やかんぽ生命が上げる膨大な利益が、赤字の郵便事業を横から補填する「三社一体」の相互補助モデルが長く機能してきた。しかし、この構造にも決定的な陰りが見えている。

日銀の政策転換や長引いた低金利環境、デジタルバンキングの台頭により、金融サービス産業全体の稼ぐ力は大きく変化した。ゆうちょ銀行自体も自社の収益性改善と株主還元を優先せざるを得ず、赤字店舗の維持のために莫大な資金を垂れ流し続ける猶予はなくなっている。金融の稼ぎで郵便を救うという従来の勝ちパターンは、すでに崩壊を迎えた。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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