極東最大の米軍基地前・嘉手納ゲート2通りが魅せる深層と熱狂
かつてベトナム戦争の時代、明日をも知れぬ戦場へと送り出される若い米兵たちを熱狂させたのは、けたたましいギターのリフだった。バンド「紫」のリーダーであるジョージ紫がキーボードから繰り出す圧倒的な旋律、そして紅一点のボーカリスト喜屋武マリーが放つ魂を絞り出すようなシャウト。彼らが築き上げたオキナワンロックは、単なる洋楽の模倣ではなかった。
耳の肥えた兵士たちを唸らせなければ、ステージにビール瓶が投げ込まれるシビアな現場。そこで鍛え上げられた音は、激しい怒りと哀愁を内包していた。今も通り沿いの老舗ライブバーを覗けば、当時の残り香を纏ったアンプから骨太なサウンドが鳴り響いている。ロックはこの街のDNAに深く刻み込まれている。
タグ:
https://aitraining.bnsf.com/xawdftdr/3506071/