鼻の奥の異変が耳を襲う?副鼻腔炎と中耳炎の連鎖を断つ対処法

鼻の奥の異変が耳を襲う?副鼻腔炎と中耳炎の連鎖を断つ対処法についての真相をご紹介します。

治療の基本原則は、元凶である鼻の炎症鎮静と、耳の中の環境改善を同時並行で進めることにある。日本耳科学会の治療指針に基づき、病原菌の種類に応じた抗菌薬の投与や、粘膜の腫れを引かせる抗アレルギー薬、排膿を促す粘液溶解薬が処方される。鼻腔ネブライザー治療によって、炎症部位へ直接微粒子化した薬剤を届ける処置も効果的だ。

だが、急性中耳炎で鼓膜が極度に膨隆して激痛が続く場合や、滲出性中耳炎で貯留液が長期間抜けず聴力障害が進行しているケースでは、外科的な介入が選ばれる。それが「鼓膜切開術」だ。鼓膜に微小な切開を入れて膿や液体を直接吸引・排出し、中耳の内圧を瞬時に下げる。切開した鼓膜は通常数日から数週間で自然閉鎖するため、過度な恐怖を抱く必要はない。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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