溶連菌で顔に発疹が出る原因は?口周囲蒼白のサインと猩紅熱の真相

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溶連菌感染症における顔の発疹は、単なる熱による火照りや一時的な皮膚炎ではありません。侵入したA群溶血性レンサ球菌が産生する発赤毒素(パイロジェニック外毒素)が血流に乗って皮膚の毛細血管を拡張・充血させ、強い炎症反応を引き起こすことで生じます。

臨床現場において、医師が溶連菌による顔の発疹の特徴として最も重視するのが口周囲蒼白(こうしゅういそうはく)と呼ばれる現象です。両頬や額は日焼けしたように真っ赤に紅潮し、細かな赤い点々(紅斑)が密集する一方で、唇の周囲だけがまるでリング状に白く抜け落ちたように見える特異的なパターンを示します。

また、皮膚の感触にも独特の手応えがあります。皮膚を指先で優しく撫でると、一般的な風疹や麻疹のような平坦な赤みとは異なり、紙やすり(サンドペーパー)や鳥肌を触っているかのようなザラザラとした質感を伴うのが典型例です。小児を中心に多く見られますが、発熱や喉の赤みと同時にこの口周囲蒼白を確認した場合は、極めて高い確率で溶連菌感染が疑われます。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

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