2026年、新大久保と鶴橋が変貌を遂げる——「食とポップカルチャー」の先にある次世代コリアンタウン最前線
グルメの進化スピードも凄まじい。数年前に街を席巻した映え重視のチーズ料理や激辛スナックの波は収まり、現在のトレンドは「本物志向」と「ヘルシー・ラグジュアリー」へとシフトしている。済州島の伝統的な海鮮スープを提供する専門店や、店内で発酵させた自家製キムチと熟成肉を味わうプレミアムな居酒屋が連日予約で埋まる。
同時に注目されているのが、ヴィーガンK-FOODの台頭だ。植物性素材だけで深いコクを出した純豆腐(スンドゥブ)や、伝統的な精進料理である「寺刹(サチャル)料理」を現代風にアレンジしたコースメニューが、健康意識の高い客層を引きつけている。ジャンクで刺激的なストリートフードから、奥行きのある伝統食の再解釈へ。食文化の奥行きが一気に深まったことが、リピーターを増やし続ける最大の要因だろう。
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