奈良を超える圧倒的スケール!越前大仏の真実と後悔しない巡礼術
薄暗い大仏殿の重い扉を抜けた瞬間、全身を貫くのは言葉にならない圧迫感だ。福井県勝山市の静穏な山裾に広がる大空間の奥、金色の光を背負って鎮座するのは、中国・龍門奉先寺の石窟本尊を模して造られた毘盧遮那仏である。
像高は17メートル。奈良の大仏(約14.98メートル)や鎌倉の大仏(約11.3メートル)を明確に見下ろすサイズだ。しかも驚くべきは中央の巨像だけではない。左右脇侍仏や堂内の壁面を埋め尽くす1281体もの石仏・銅仏が、幾何学的なグリッドを描いて天井まで立ち並ぶ。まるで映画のセットか、あるいは異次元の寺院に迷い込んだかのような錯覚を覚える光景が広がる。
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