元中日の絶対的エース今中慎二の現在!沢村賞の軌跡と引退の真相に迫る
輝かしい栄光の影で、過酷なマウンドが今中慎二の身体を蝕んでいきました。1996年には261イニングを投げてシーズン完投数は16を記録。現代の投球数管理では考えられないほどの登板過多が続き、その代償は左肩の深刻な怪我となって現れました。
1997年のナゴヤドーム開場初年度、開幕投手を回避せざるを得なくなるほど左肩の状態は悪化。関節包や肩甲下筋の損傷など複合的な痛みに見舞われ、全盛期のようなしなやかな腕の振りと球威を取り戻すことは叶いませんでした。
懸命なリハビリを重ねて一軍復帰を目指したものの、本来の投球ができないもどかしさと戦い続けた末、2001年シーズン終了後に31歳の若さで現役引退を決断。エースとしてチームのために腕を振り続けた結果の、あまりにも潔く切ない引き際でした。
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