『海街Diary』ロケ地の現在!四姉妹の古民家や極楽寺駅・名店を追う
『海街diary』の映像がいつまでも色褪せず、観る者の心を揺さぶり続ける理由は、約1年という異例の長期間をかけて四季折々の移り変わりを丁寧に撮影したことにあります。
春の桜のトンネル、初夏の梅の実もぎとアジの南蛮漬け、盛夏のセミの声と由比ヶ浜の波しぶき、秋から冬へと向かう澄んだ空気。是枝裕和監督は、吉田秋生氏の原作コミックが持つ繊細な空気感を映像に定着させるため、実際に季節ごとの鎌倉の光と風をカメラに収めました。
当時まだ10代半ばだった広瀬すずさんに対しては、台本を事前に渡さず現場で口頭でセリフを伝える「是枝メソッド」が採られ、三人の姉たちとの関係性の中でリアルに成長していく姿が記録されています。ロケ地の風景一つひとつに、映画制作陣とキャストの深い愛情と時間が刻み込まれています。
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