突発性発疹とあせもの違いは?赤ちゃんのブツブツ見分け方と受診目安
Q1:突発性発疹とあせもが同時に発症することはありますか?
A1:十分にあり得ます。突発性発疹の高熱期に大量の汗をかき、その汗が毛穴に詰まることで、解熱と同時に突発性発疹のウイルス性紅斑とあせもの紅色汗疹が併発するケースは小児科でも日常的に診られます。背中やお腹には突発性発疹が広がり、首のシワやおむつのギャザー部分にあせもが重なるというパターンです。この場合、まずは熱の経過を確認し、患部をシャワーで清潔に洗い流したうえで小児科医や皮膚科医に診察してもらい、あせも部分にのみ適切な外用薬を塗る治療を行います。
Q2:あせもを放置するとどのようなリスクがありますか?
A2:激しい痒みに耐えきれず赤ちゃんが爪で患部を掻き壊すと、皮膚のバリアが破壊され、黄色ブドウ球菌などの細菌が二次感染を起こします。これが「とびひ(伝染性膿痂疹)」に発展すると、水ぶくれやびらんが全身に広がり、抗生剤の内服や専用の処置が必要になります。また、掻き壊しが深いと痕(炎症後色素沈着)が残る原因にもなるため、痒みが強いあせもは初期のうちにスキンケアや適切な外用薬で炎症を沈静化させることが重要です。
Q3:突発性発疹は2回かかることがあると聞きましたが本当ですか?
A3:事実です。突発性発疹の主な病原ウイルスには「ヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)」と「ヒトヘルペスウイルス7型(HHV-7)」の2種類が存在します。生後6ヶ月から1歳頃にまず6型に初感染し、その後1歳半から2歳過ぎ頃に7型へ感染して再び同様の高熱と発疹を経験することがあります。2回目の方が熱が低めだったり、不機嫌の度合いが軽かったりする傾向がありますが、臨床的にはどちらも突発性発疹として診断されます。
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