高校の入学式で新入生代表に選ばれる人の共通点と選考基準の裏側
長年に入学動向を見守ってきた学習塾・予備校の進路指導担当者たちは、新入生代表に選ばれる生徒たちに一定の共通点を見出している。その第一は、やはり徹底した学習習慣に裏打ちされた基礎学力の高さだ。模試の段階から常に上位に位置し、入試本番でもケアレスミスを出さずに実力を発揮し切る強さがある。
だが、学力以上にプロが口を揃えるのは、自己表現能力と責任感の強さだ。集団討論や記述力向上講座などで、自分の考えを論理的かつ相手に配慮した言葉で伝えられる生徒は、高校側の面接官や教員にも強い印象を残す。中学時代に部活動の部長や生徒会役員を務め、集団を率いた経験を持つ者が結果として選出されやすい傾向も根強く残る。
大手予備校の担当者は「代表挨拶の経験は、その後の高校生活や将来の大学総合型選抜においても強力な原体験となる。プレッシャーは大きいものの、引き受ける価値は極めて大きい」と分析する。
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