西田有志の最高到達点350Cmの真相!186Cmが世界を凌駕する理由
なぜ西田有志選手だけが、これほどまでに高く跳び続けられるのか。西田有志のジャンプ力の理由を紐解くと、単なる生まれ持ったバネだけでなく、計算し尽くされた身体操作と独自の肉体強化に辿り着きます。
第1の要因は、助走から踏み切りにおける強烈な並進運動から垂直運動への変換効率です。西田選手の助走スピードは他のアタッカーと比較しても極めて速く、踏み込み時のラスト2歩(ブレーキ動作)で膝や股関節が一切潰れません。強靭な大殿筋、ハムストリングス、そしてアキレス腱の弾性エネルギーを使い、前方への猛スピードを一瞬で上方向の運動エネルギーへと跳ね返しています。
第2の要因は、西田有志のトレーニングと筋トレにおけるアプローチの変化です。若手時代は高重量のスクワットやウエイトトレーニングで強靭な筋出力を追求していましたが、近年の取材や手記で明かされているのは「インナーマッスルと全身の運動連鎖(キネティックチェーン)」へのシフトです。肩甲骨の可動域を広げ、バックスイングで胸郭を最大限に開くことで、上半身の引き上げによる反動を極限まで跳躍力へと還元させています。
さらに、左腕をしならせてスパイクを打つ際、空中での体幹の固定力がずば抜けています。空中で身体がブレないため、最高打点に指先が届いた瞬間、最も高い位置でボールをコンタクトできるのです。「高く跳ぶ」ことと「最高打点でボールを捉える」ことの完全な一致こそが、彼の真の強みと言えます。
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